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移調表(早見表)
B♭クラリネットやアルトサックス、ホルンの楽譜に書かれた音(記譜音)は、実際に鳴る音(実音)とは違います。自分の楽器の音程と調号の変わり方を確認して、計算機で好きな音を鳴らして確かめてください。
移調計算機
B♭クラリネットの実音は、記譜音より長2度低く鳴ります。調で言うと、記譜音のC長調(調号なし)は、実音ではB♭長調(♭2つ)です。2つのボタンは表示どおりの高さでB♭クラリネットの音を鳴らします。楽譜の音と、実際に響く音の違いを耳で確かめられます。
早見表
記譜音はパート譜に書かれた音、実音はピアノやフルートと同じ、実際に響く高さです。
| 楽器 | 記譜音 → 実音 | 実音 → 記譜音 | 半音 | 調号(実音→記譜) |
|---|---|---|---|---|
| B♭管(変ロ管)の楽器 | ||||
| B♭クラリネット | 長2度低く鳴る | 長2度高く書く | -2 | ♯を2つ足す(♭なら2つ減らす) |
| B♭トランペット | 長2度低く鳴る | 長2度高く書く | -2 | ♯を2つ足す(♭なら2つ減らす) |
| ソプラノサックス | 長2度低く鳴る | 長2度高く書く | -2 | ♯を2つ足す(♭なら2つ減らす) |
| テナーサックス | 長9度低く鳴る | 長9度高く書く | -14 | ♯を2つ足す(♭なら2つ減らす) |
| バスクラリネット | 長9度低く鳴る | 長9度高く書く | -14 | ♯を2つ足す(♭なら2つ減らす) |
| ユーフォニアム(ト音記号) | 長9度低く鳴る | 長9度高く書く | -14 | ♯を2つ足す(♭なら2つ減らす) |
| E♭管(変ホ管)の楽器 | ||||
| アルトサックス | 長6度低く鳴る | 長6度高く書く | -9 | ♯を3つ足す(♭なら3つ減らす) |
| バリトンサックス | 長13度低く鳴る | 長13度高く書く | -21 | ♯を3つ足す(♭なら3つ減らす) |
| E♭クラリネット | 短3度高く鳴る | 短3度低く書く | +3 | ♯を3つ足す(♭なら3つ減らす) |
| F管(ヘ管)の楽器 | ||||
| ホルン(F管) | 完全5度低く鳴る | 完全5度高く書く | -7 | ♯を1つ足す(♭なら1つ減らす) |
| C管の楽器(実音で書かれる) | ||||
| フルート | 記譜どおりに鳴る | 実音のまま書く | 0 | 実音と同じ |
| オーボエ | 記譜どおりに鳴る | 実音のまま書く | 0 | 実音と同じ |
調号:実音の調と、各パートの記譜の調
合奏が左の調(実音)のとき、それぞれのパート譜はこの調で書かれます。
| 実音の調 | B♭管のパート | E♭管のパート | F管のパート |
|---|---|---|---|
| D♭長調 (変ニ長調・♭5つ) | E♭長調 (♭3つ) | B♭長調 (♭2つ) | A♭長調 (♭4つ) |
| A♭長調 (変イ長調・♭4つ) | B♭長調 (♭2つ) | F長調 (♭1つ) | E♭長調 (♭3つ) |
| E♭長調 (変ホ長調・♭3つ) | F長調 (♭1つ) | C長調 (調号なし) | B♭長調 (♭2つ) |
| B♭長調 (変ロ長調・♭2つ) | C長調 (調号なし) | G長調 (♯1つ) | F長調 (♭1つ) |
| F長調 (ヘ長調・♭1つ) | G長調 (♯1つ) | D長調 (♯2つ) | C長調 (調号なし) |
| C長調 (ハ長調・調号なし) | D長調 (♯2つ) | A長調 (♯3つ) | G長調 (♯1つ) |
| G長調 (ト長調・♯1つ) | A長調 (♯3つ) | E長調 (♯4つ) | D長調 (♯2つ) |
| D長調 (ニ長調・♯2つ) | E長調 (♯4つ) | B長調 (♯5つ) | A長調 (♯3つ) |
| A長調 (イ長調・♯3つ) | B長調 (♯5つ) | F♯長調 (♯6つ) | E長調 (♯4つ) |
| E長調 (ホ長調・♯4つ) | F♯長調 (♯6つ) | C♯長調 (♯7つ) | B長調 (♯5つ) |
表の読み方
記譜音から実音を知るには、表の音程の分だけ動かします。B♭クラリネットで記譜のC(ド)を吹くと、実音はB♭(シ♭)です。反対に、実音で書かれた旋律をパート譜に書き直すときは逆向きに動かします。実音のCは、B♭クラリネットではD、アルトサックスではAになります。
テナーサックスとバリトンサックスはソプラノ・アルトより1オクターブ低く鳴るので、音程が9度・13度になります。バスクラリネットと、ト音記号で書かれたユーフォニアムも9度低く鳴ります。E♭クラリネットだけは記譜より短3度高く鳴ります。ヘ音記号のユーフォニアムの楽譜は実音で書かれています。フルートとオーボエは実音の楽器なので、比較のために載せています。
吹奏楽では音名をドイツ語で呼ぶことが多く、B♭は「ベー」、E♭は「エス」、Fは「エフ」です。合奏のチューニングで鳴らす実音のB♭は、B♭管の楽器では記譜のC、アルトサックスとバリトンサックスでは記譜のG、ホルンでは記譜のFです。
計算機のオクターブは国際式で、C4がピアノの真ん中のドです(ヤマハ式ではC3と呼びます)。
計算しなくても、パート譜を撮るだけ
ScoreLens は印刷されたパート譜を読み取り、実音でも記譜どおりでも再生します。
無料で試せます。登録も不要です。
印刷する
ブラウザの印刷機能を使うと、計算機を除いた1枚の早見表として印刷できます。部室や譜面台に。
移調表 · scorelens.app/ja/tools/transposition-chart